保育園児の小学校受験 時間に追われる毎日のお勉強時間はどれくらい?

保育園
この記事は約11分で読めます。

 こんにちは。19回目の投稿です。

 今日は、保育園育ちの長男が、どのようなスケジュールで毎日受験生活を送っていたかを、お話しようと思います。

 どうぞ参考にしてください(●’◡’●)

我が家の保育園事情

 うちは、何度かお話させていただきましたが、夫婦で「フルタイム共働き」です。

 どのような働き方かというと、

  1.  夫も私も組織に所属。(在宅勤務一切なし…)
  2.  夫は不規則勤務・私はカレンダー通りの勤務。   

 居住地が保育園入園激戦区のため、入園率が一番高いと言われる、「0歳児の4月」を狙って保育園を申し込みました。

 長男も長女も0歳児で保育園に入園しております。 

 もう少し育休を取ってゆっくりしたかったというのが本音ですが…

 当時は「なんとか保育園に入れないといけない!」と必死になっておりました。

 ですが、ありがたいことに、第1希望の保育園に入園できました。

子どもたちの生活スケジュール

 基本スケジュール

  1.  起床時間  5時45分
  2.  出発時間  6時50分
  3.  登園時間  7時00分
  4.  降園時間 17時45分
  5.  帰宅時間 18時00分 
  6.  就寝時間 21時00分 

 夫が平日お休みパターン

  1.  起床時間  6時30分~7時00分の間
  2.  出発時間  8時45分頃
  3.  登園時間  9時00分頃
  4.  降園時間 16時30分
  5.  帰宅時間 16時45分
  6.  就寝時間 21時00分  

 夫が平日お休みでも、私の始業時間は変わりません。

 なので、私は毎日変わらず7時には家を出発します。

保育園児でも小学校学校受験ができる余裕はある?

 うちは、上でご紹介したとおり、とにかく朝早い生活を送っています。

 夜は子どもたちも疲れており、同時に私もクタクタで笑、とても小学校受験なんてできないと諦めておりました。

お受験母さん
お受験母さん

毎日4時起き。

19時頃にはエンジン切れます…

 お勉強と言えば、長男も長女も3歳から公文を習っていたので、お受験を始めるまでは、公文の宿題を夜30分程度毎日していたくらいです。

 ですが、日によっては、とても眠そうにする日もあるため、宿題ができない日もありました。

育休復帰後の修行のような毎日
  1. 毎日同じ時間に起こして、指示を出しつつ朝ごはんを食べさせる。
  2. 決められた時間になんとか家を出発。
  3. 保育園到着後、長女がグズグズするとき多々有り。急いで仕事へ向かう。
  4. 仕事が時間通りに切り上げられるか毎日びくつきながら、すごいスピードでこなす。
  5. なんとか定時で仕事を切り上げ、保育園へ急いでお迎え。
  6. 帰宅後すぐに夕食準備、食べさせてすぐお風呂。
  7. 21時には絶対に寝かせる!

 生活にゆったりとした余裕が全くなく、小学校受験できるなんて本当に思ってもみませんでした。

 ですが、わが家のような家でも「小学校受験」できました。

 時間に余裕がなくても「小学校受験」を決意し、世界に足を踏み込めば、なんとか時間を捻出し、「合格」することができました。

毎日いつ小学校受験のお勉強をしていた?

 年長の春~夏前まで

 帰宅後、すぐに夕食をし、そしてお勉強、工作、お絵描き、歌唱練習などをこなしておりました。

 上の「基本スケジュール」で言うと、

  1.  帰宅:18時
  2.  お勉強など:19時~20時15分頃
  3.  お勉強終了後すぐにお風呂
  4.  絵本の読み聞かせ
  5.  21時には就寝

 基本的にはこんな感じです。

 スピーディに夕食を準備し、食べる。

 そしてゆっくりお勉強、工作、お絵描き、歌唱練習などです。

 ペーパーを45分程度、その後、工作とお絵描き、歌唱は時々という感じでした。

 21時には寝かせたかったので、21時就寝目標に毎日動いておりました。

 ですが、やはり、お勉強に時間がかかったり、お風呂に時間がかかったりもします。長女にも手がかかりますので、なかなかスムーズにいかないことも多かったです。

 21時30分頃に就寝となる日もありました…

 平日主人がお休みの日は、朝ゆっくり寝かせて、朝ゆっくり遊ばせるというリズムで、バランスを取っていました。

 夏~受験本番まで

 およそ1ヶ月間、上のスケジュールで受験生活を送っていたのですが、途中で、これだと間に合わないかもしれない…と私が思い、夏ごろから私の終業時間を早め、1時間早く帰宅することにしました。

 子どもたちが未就学児のため、時間単位でお休み(無給ですが。)を取ることができたからです。

 そして、

  1.  帰宅:17時
  2.  お勉強など:18時~20時頃
  3.  お勉強終了後すぐにお風呂
  4.  絵本の読み聞かせ
  5.  21時に絶対就寝!

 というスケジュールに変更できました。

 就寝時間は21時を厳守し、お勉強などの時間が1時間増えました。

 あと、夏ごろ~、夫が平日お休みのときは、お迎えを15時30分頃にし、帰宅を16時頃にしてもらっていました。

 私が16時30分頃帰るまでの間、30分程度ですが、ゆっくりLAQをしたり、図鑑を見たり、やりたいことをさせていました。

 夫が平日いれば、長女のことも全て、家事も全て任せて、私自身も長男のお受験に集中していました。

 この夫の協力がなければ、私も乗り越えられなかったと思います。

 ひたすらにハードでした💦

 長男の様子

 長男は、集中力が続く子でしたので、途中、お茶を飲んだり、トイレに行く以外はずーっと集中してやっておりました。

 ですが、今日はちょっとスムーズにペーパーができないかも…など、その日によって、調子波はありました。

調子が出ない日のお勉強法
  •  ペーパーは得意なものをさせる。
  •  具体物操作をさせる。(積み木やおはじき、図形パズル、ひも通しなど)
  •  工作やお絵かきを多めにさせる。

日によって勉強内容を微調整していました。 

 集中力が続くといっても、やはりまだ6歳です。 

 子ども自身が少し気分が乗らなかったり、しんどい日はありますよね。

 幸い、長男は「お勉強いやだ。」と言うことは一度もありませんでした。

 今までやってきたお勉強とは全く違うことをしていく中で、どんどんできるようになるのが楽しかったようです。

 ペーパーについては、びっくりするくらいの成長ぶりで、子どもの能力の高さに私は驚きでした。

 あとは、工作もお絵描きも、たった4ヶ月程度で、「こんなにできるようになるのか」と、本当に感動でした。

お受験母さん
お受験母さん

長男よ、本当によく頑張った!

 ですが、うちはとにかく本番まで時間がなかったので、私自身が、ここまでやらないといけないよな…と、思うようにお勉強の計画が進まないことに焦りを感じることも多々ありました。

 親自身が、自分の焦りと、子どもの精神面を、ポジティブにどうコントロールするかは、とても大切なことだと思います。

 自立や自主性を重んじる小学校受験の世界ですが、お勉強することへの働きかけや、今日は何をするのかというのは、親主導で進めるのが小学校受験です。

 とにかく、子どもに付きっ切りです。

 わが家は、本番までかなり短い期間だったため、塾任せでは、とてもとても間に合わないスケジュールでしたので余計にです。

 長男が、「お母さんとお勉強するのが楽しい✨」と言ってくれたときが何度かありました。

 その長男の発言を励みに、私自身も頑張れました。

 勝手な解釈かもしれませんが、長男が気を遣って言ってくれた感じではありませんでした。

 「毎日毎日、お勉強しんどくない?」と聞いたときに言ってくれました。

 親も人間です。

 主導的にお勉強のスケジュールを考え、思うように子どもができなかったときの、子どもへの声がけや、自分自身の焦りとの葛藤など、しんどくなるときも多々あります。

 子どもにとっては、「できた!楽しい!」と思えること、これが子どものモチベーションを保つ原動力だと思います。 

 そしてどんな日でも、必ず一緒に何かはすること。

 ペーパーでなくてもいいと思います。

 気分が乗らなければ、別のことをする。

 その切り替えも大切です。

 「お母さん(お父さん)がいつもそばで見てくれる」その安心感がとても大切です。

朝の勉強時間を確保できないけど…

 小学校受験でよく言われている、「朝、登園前に勉強をさせる」ということがわが家は不可能でした。

 私は毎朝、基本的には4時に起きます。

 朝子どもたちを起こす5時45分までの1時間30分で、洗濯をたたんだり、朝ごはんの用意をしたり、保育園準備をしたり、自分のお着替え、お化粧など…

 かなりのスピードで明け方からゴソゴソと色々していますが、あっという間に5時45分になり、子どもたちを起こします。

 そして、6時50分には保育園へ向かうため、こんなドタバタスケジュールで、物理的に時間がなく、朝お勉強できるはずもありませんでした。

 長男を、もっと早く起こせばできたのかもしれませんが、まだ6歳です。

 睡眠時間だけはしっかり確保してあげたかったので、就寝時間と起床時間は、今までのリズムと変えたくはなかったのです。

 夫が平日お休みのときは、子どもたちも、朝ゆっくりする時間があるので、登園前に少しでもお勉強させたかったのですが、小学校受験のお勉強全般を見ていたのが、私だったため、できませんでした。

 夫が平日お休みでも、私は仕事で、7時には家を出てしまうので…

 そのかわり、夫が平日お休みのときは、登園前に、長男とお歌の練習を一緒にしてもらったり、声の出し方を練習したりしてもらっていました。

 別の記事に書いておりますが、長男は内弁慶で、「口頭試問」や「面接練習」となると、声が小さくなりがちだったので… 

 夫は、常に冷静に優しく、長男に教えてくれていました。

 私は時々感情的になってしまうこともあったのですが、やはり父親の存在は大きいと感じました。 

 あとは、「子どもたちにゆっくりおうちで遊んでもらう。」ということにしようと決めて、割り切ることにしました。

 「朝、頭が元気なうちにお勉強したい」としつこく私は心の底では願っていましたが、割り切ることにしていました…

 おうちで子どもがゆっくりと遊ぶことも大切です。

 長男は性格上、家でプラレールをしたり、トミカで遊んだり、パズルをしたり、LAQをしたり、おうちで遊ぶことも大好きな子です。

「お勉強!お勉強!」と、私が言ってしまい、ストレスになっても嫌だな…というのがありました。

 なので、夫がお休みで、私が出勤したあとは、おうちでのんびり遊ばせてから登園させていました。

 夫と一緒にトランプをしたり、LAQをしたり、プラレールのレールのつなげ方を一緒に考えたり、今しかできない遊びを一緒になってやっていましたね。

 子どもを、どうリフレッシュさせるかもとても大切です。

 子どもの心がしんどくなってしまっては、小学校受験どころではないからです。

保育園児 「おうちでのんびり遊ばせる時間」も必要! 

 面接で、「〇〇くんは、何をして遊ぶのが好きですか?」とか、「おうちでは何をしますか?」とか、「お父さんやお母さんと、何をして遊ぶのが好きですか?」など、おうちでどういう遊びをしているのかは聞かれました。

 コロナ一色の時期だったので、「おうち時間」について聞かれることが多かった気がします。

 「父親や母親との関わり」や、「どのような遊びをしているか」という家庭環境について聞きたいというのもあったと思いますが。

 長男は「LAQ」と「トランプ」がとにかく好きなので、そう答えていましたが、「LAQでは何を作るのか」とか、「トランプでなにをするのが好きか」とか、そこまで聞かれていました。

 長男自身が聞かれ、自分自身で答えます。

 子どもは本当に素直なので、親がその場限りの答えを用意しても、子どもには通用はしないなーとふと思いました笑。

まとめ  

 保育園にお子さんを通わせているご家庭は、細かいスケジュールはうちとは異なるとは思いますが、「とにかく時間に追われていて、余裕があまりない」という点は共通しているのではないでしょうか?

 私自身、「小学校受験なんて、うちみたいな共働きでドタバタの家が、できる世界じゃない…」と諦めていましたが、できました。

 共働きのご家庭で、わが家のように、「小学校受験に挑戦してみたいけれど…時間がない…」と思われている方は、ぜひ参考にしてほしいと思っています。

 子どもを私立小学校に入れることが目標ではありませんが、やはりどの家庭も少なからず、「子どもにはこんな教育を受けてほしい!」という願いがありませんか?

 親の勝手な願いかもしれませんが、私自身もそうです。

 ですが、働いていることで、物理的に諦めなければならないことも多々あります。

 「小学校受験」が、その諦めの1つであったのですが、私が「諦めきられなかった」のです。

 いずれ、長男が、「この小学校でよかった!」と言ってくれれば、「諦めなくてよかったー」と思える瞬間だとは思いますが。

 「小学校受験を乗りこえるために、家族でがんばった。」という経験が、私の中でとてもとても大切なものになっています。

 長男の中で「小学校受験」が、どういう経験であり、どういう思い出になるかはわかりませんが笑…😂

 最後まで読んでいただき、ありがとうございます(●’◡’●)

コメント

タイトルとURLをコピーしました